涙の逆転勝利 | SOCIOが空を飛ぶ

涙の逆転勝利

JリーグはGW中の過密日程。東京は山形・新潟と連勝して川崎との「多摩川クラシコ」へ。正直「クラシコ」というほどには川崎との因縁は感じないが、強いがゆえに倒さなければならない相手とは思っている。


午前中のみ仕事をして車で味スタへ向かった。そしたら試合開始2時間以上前というのに、いつも停めている駐車場はどこも軒並み満車。たくさん人が来ているだろうというのがこれからも想像できた。結局いつもよりかなり遠い駐車場に停めてスタジアムへ。まぁ停められただけましか。



味スタに着くとちょうど青赤お笑いオンステージが始まるところでゆってぃ氏が出てきた。



クラシコ1

お笑いは好きなので正直誰が誰だかわからないがステージを観る。・・・3組観てスタジアムの中へ。あと3組あったけどお察しください(笑)



スタジアムの中を見るとかなりの人の多さ。川崎との試合ということやいろいろ見どころがあることで観客の多さにつながったのだろう。この人の多さでがっかりして帰るのはイヤだなぁとか考えていた。試合開始前にイケイケの人たちがサイド席にも行って、応援の仕方を子供たちに教えていた。あれはとてもいいんじゃないかな。



試合前に「ヨシメーター」を見つけてあのカウンターを上げさせまいと誓う(結局上がるんだけど)。


試合開始後はいい守備を見せて川崎を凌いでいたが、前半にFKから大久保に決められてカズダンスを見せつけられる。アンブロシートの方はさぞかしはらわた煮えくり返ったろうなぁ。


先制されたが前半はこれといった攻撃も無く淡々と終了。逆にあわや追加点というシーンがいくつか見られたほど。


後半はマッシモ監督ならばきっと修正してくれると信じていた。実際「予想通りの展開だ。必ず逆転できる」とハーフタイムに選手たちに言っていたらしい。


そして後半は東、前田を投入後完全にペースは東京のものに。あとちょっとというところまでチャンスを生み続ける。


このころの東京ゴール裏は「負けないぞ!勝つぞ!」という意思表示をするように激しく応援を続けていた。その一体感になぜか感極まって涙が出そうになった。


川崎の車屋を退場に追い込み、さらにイケイケになる東京。そして太田の直接FKの場面。直接ゴールに叩き込み、とうとう同点!湧き上がる東京の応援スタンド。もうこのころには涙がじわじわ出て止まらなくなっていた。こんな観客と試合が一体化した感覚も珍しい。


こうなったら同点じゃあ終われないという思いで、沸騰したゴール裏で応援を続け、87分に武藤が身体を張って得たFKから武藤が決めてなんと逆転!その瞬間に知っている人も知らない人もハイタッチ&ハグの嵐。ああもう涙が止まらない。


そしてATも凌ぎ切り、とうとうタイムアップ!勝った!ここまでしょっぱいだの得点力不足だのと言われていたけど、この試合を見てそんなことを思う人がどこにいただろうか。感動的ですらあった。


上位を狙える川崎に勝つことでまた得るものがあったと思うのだが。もちろんこれで終わりなわけではないし、ここからまたずっと正念場が続くことも理解している。でもちょっとは川崎に勝ったことで喜ばせてよ。



クラシコ2


この日は誕生日でした。東京から川崎からの勝ち点3という素晴らしいプレゼントをもらいました。思い出すと、なぜか誕生日に観戦しているとかなりの確率で勝ちを見ている。ありがたいなぁ。


良かった良かったと仲間と別れ、妻と車に乗り込み帰宅すると稲城あたりで車のギアが入らなくなる。あれ?あれ?と思ってクラッチ操作するもやはりおかしい。惰性で路肩に寄せて停めてギアを操作するが完全にクラッチが故障してしまった。あーせっかく勝って気分が良かったのにー。


仕方がないのでJAFを呼んで車内で待つ。しかし車が止まってしまったのはもちろん良くないが、先週山形まで行った時にこのトラブルが起こらなくて良かったと本当に胸を撫で下ろす。あとは試合前にこのトラブルが起こらなくて良かったとか、止まった道路が広い幅の道路で、止まっていてもそれほど邪魔にはならなかったこととか、いわゆる不幸中の幸いがたくさんあってまあまあ落ち着くことができた。あとは帰宅するだけだったしね。


JAFの方に車をけん引してもらい、自宅近所のディーラーまで自分ともども運んでもらった。その時にJAFの人と話していたけど、やっぱりあの人たちはすごいね。本当のプロフェッショナルだよ。今回の話をJAFストーリーに応募したいぜ。


そして歩いて家まで帰宅。波乱万丈な誕生日は終わりました。しかし帰宅が遅くなったせいで誕生日の夕食はカップめんとおにぎり(笑)まぁ仕方ないですな。


楽しい&大変な一日でした。エイト早く帰ってこーい。